中埜さん(左)にアドバイスを受ける生徒たち=福知山市正明寺・福知山淑徳高

中埜さん(左)にアドバイスを受ける生徒たち=福知山市正明寺・福知山淑徳高

決勝大会に向けて工夫を重ねている「新緑のピザキューブ」

決勝大会に向けて工夫を重ねている「新緑のピザキューブ」

 高校生が地元食材を使った料理で競う「第10回ご当地!絶品うまいもん甲子園」の全国大会に向け、福知山淑徳高(京都府福知山市正明寺)の生徒たちが、ホテルの総料理長から火加減や味付けなどのアドバイスを受けた。

 出場するのは、総合学科調理系列2年の達川怜平さん(16)、坂根凜さん(17)、熊谷信之介さん(16)。「新緑のピザキューブ」と名付けたメニューは、両丹茶を練り込んだ生地を使う。チーズ、地元産の野菜、ほうじ茶が香る「茶ノベーゼソース」の3層を積み重ねて立方体に仕上げる。

 スイーツのような見た目で「SNS映え」を重視した。生地は30回以上作り直し、サクッとした食感を大事にしつつ、見た目の良い形を保つバランスに苦労したという。

 11日に同高を訪れたホテル日航プリンセス京都(京都市下京区)の総料理長、中埜智史さん(55)は、生徒の調理の様子を見守りながら、味付けなどを指導した。生地をオーブンに入れる前には「中の生地にオリーブオイルを塗ると、サクッと食べられる」と助言した。

 坂根さんは「新しい生地が褒められて自信につながった」と大会に向けて意気込んだ。決勝は11月27日に東京で開かれる。大会後はスーパーにしがき(本社・京丹後市)での商品化も検討されている。