卒業生有志から寄贈された、新しいラグビーポール(京都市左京区・下鴨中)

卒業生有志から寄贈された、新しいラグビーポール(京都市左京区・下鴨中)

 老朽化で撤去されたラグビーのポールを復活させたいと、下鴨中(京都市左京区)の卒業生有志がこのほど、新しいポールを寄贈した。関西ラグビー発祥の地である下鴨神社の隣にある同校。伝統あるラグビー部が直面したピンチに支援の輪が広がり、約50人もの協力者が集まった。

 下鴨中ラグビー部は1982年に発足し、府大会で優勝した実績もある。創部時から立つポールに傷みが目立つようになり、今年8月に撤去した。西村周校長は「子どもたちはがっかりしていた。困ったときにラグビーを通じて多くの方とご縁が生まれた。楕円(だえん)のつながりで助けていただき、感謝しかない」と話す。

 新たなポールは9月に寄贈された。有志代表の吉田大作さん(45)=左京区=も卒業生で、花園高(右京区)でも競技を続けた。「今はコロナ禍で部活動はおろか、学校生活も当たり前に送れない。少しでも子どもたちに希望を持ってほしかった」と語る。ラグビー部の中川愛琉主将は「ゴールキックの練習ができてみんなのモチベーションが上がった。僕たちはOBの皆さんに恵まれていると感じた」と笑顔を見せた。