笛や太鼓を演奏しながら本殿に向かう維新勤王隊(22日午前9時54分、京都市左京区・平安神宮)

笛や太鼓を演奏しながら本殿に向かう維新勤王隊(22日午前9時54分、京都市左京区・平安神宮)

 京都三大祭りの一つ、時代祭の本殿祭が22日、京都市左京区の平安神宮で行われた。新型コロナウイルス禍で行列巡行は2年連続で中止となり、京の平穏とともに疫病退散をあらためて祈る神事のみ営まれた。

 祭礼は午前10時から始まった。本殿前で桜と橘の文様入りの「二神旗」がたなびき、祭神をまつるための乗り物「鳳輦(ほうれん)」が近くの大極殿に飾られる中、本多和夫宮司(72)が祝詞を上げた。

 その後、例年の行列で先頭に立つ「維新勤王隊」による神前奏楽があった。中京区の朱雀地域住民が担って100周年の節目に、代表の12人が笛や太鼓を響かせた。

 時代祭は平安神宮が創建された1895年に始まり、桓武天皇が長岡京から平安京に移ってきたとされる10月22日に毎年催されている。今年の本殿祭には崇敬者組織・平安講社の役員や各時代行列の代表者ら約90人が参列した。