多くの親子連れでにぎわう公園(21日午後2時半、滋賀県草津市草津3丁目)
 
【リアルボイス】vol.03 子育て世代の声(音声コンテンツ)

 京都や大阪のベッドタウンとして発展を遂げる滋賀県草津市は、若い世代を中心に人口流入が続く。市内の子育て世代を訪ね歩いた。

 大規模宅地開発が進むJR南草津駅。近くのマンションに住む主婦(43)は小2の8歳の娘と幼稚園に通う4歳の息子がおり、子育て中心で保育士の仕事をセーブしている。「(待遇面や働き方が多様化しないと)フルタイムでは戻りにくい。誰もが輝ける社会を」

 5歳の娘と3歳の息子の母、会社役員の女性(35)は「幼保無償化、教育の無償化は絶対大事。無償化の対象となっていない0歳から2歳までも検討してほしい。一番手がかかる時期で大変だった」。

 子育て地蔵の寺として知られる西方寺(青地町)。市街地から離れており自然が豊かだ。2児の父親の副住職(41)は「子どもの医療サービスが自治体ごとにばらつきがあるのは変。例えば、国が主導して義務教育まで基準を統一して実施して」。

 市内には外国籍の住民が約3千人暮らす。ベトナムから来日して約8年の女性(32)は通訳の仕事をする。「日本の保育所は時間に厳しすぎる。仕事を終えて急いで子どもを迎えに行き、少しだけ遅れても、延長料金を支払うことに。もう少し緩めて」。6歳の息子と5歳の娘は、日常生活では日本語を使う。「ベトナム語を忘れないように、教えたり、母国の文化に触れたりできる場を設けてほしい」

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