パリの街角の音楽シーンを映した写真が並ぶ会場(22日、京都市下京区・美術館「えき」KYOTO)

パリの街角の音楽シーンを映した写真が並ぶ会場(22日、京都市下京区・美術館「えき」KYOTO)

 フランスの国民的写真家ロベール・ドアノー(1912~94年)の展覧会「写真家ドアノー/音楽/パリ」(京都新聞など主催)が、美術館「えき」KYOTO(京都市下京区)で開かれている。

 ドアノーはフランス・パリ郊外に生まれ、フリーカメラマンとして報道やファッション写真を撮り続けた。街角の恋人たちをとらえた「パリ市庁舎前のキス」が世界的に有名だが、今回は数多い作品の中から音楽とパリをテーマに厳選した作品約200点で構成。2018年末から19年にパリの音楽博物館で開催された展覧会を基に、日本では初公開の資料もある。

 会場には「街角」「歌手」「オペラ」などのテーマに沿って1930年代から90年代までの多彩な作品が並ぶ。美しい女性のアコーディオン弾きが街角で演奏する姿を追ったドキュメンタリーの作品「音楽好きの肉屋」など、印象的な瞬間をとらえた作品は、ドアノーの音楽的センスを感じさせる。10月23日から12月22日まで。有料。