買い物客らでにぎわう繁華街。木枯らし1号も観測され、コート姿も目立った(23日午前11時39分、京都市下京区・四条大橋西詰)

買い物客らでにぎわう繁華街。木枯らし1号も観測され、コート姿も目立った(23日午前11時39分、京都市下京区・四条大橋西詰)

 新型コロナウイルス対策で京都府が京都市など府南部16市町村の飲食店に出していた営業時間の短縮と酒類提供制限の要請が解除され、23日に初の週末を迎えた。冬の訪れを告げる「木枯らし1号」が吹く中、京都市内の繁華街は冬の装いの買い物客でにぎわったものの、観光客向けの土産店は人がまばらだった。

 風が冷たい秋空の下、市中心部の四条河原町では、コートを羽織るなどした若者や親子連れでごった返した。交差点付近はすれ違うのも難しいほどだった。友人とカフェ巡りに訪れた同志社大2年の女性(20)=上京区=は「1週間前と比べてすごく人が増えた。時短が解除されてみんなとご飯にいけるのはうれしい。ただ、まだコロナは心配なので、マスクや消毒をこれからも徹底する」と話していた。

 一方、近くの東山区・祇園の土産店では人の出入りがあまりみられなかった。

 四条河原町近くで客待ちしていた男性タクシー運転手(55)=大阪府枚方市=は「観光客がまだ戻っていないためか、例年の秋のシーズンと比べるとまだまだ人は少ない」とこぼしていた。

 大阪管区気象台によると、近畿の木枯らし1号は1955年以降の観測史上、最も早かった81、93、2020年と同日の記録となった。西高東低の冬型の気圧配置が強まり、23日未明から朝にかけ、舞鶴市では最大瞬間風速17・1メートルを観測した。「当面は気温の低い日が続くので注意してほしい」としている。

 10月下旬から12月下旬にかけ、冬型の気圧配置で北寄りの最大風速8メートル以上を観測した場合に木枯らし1号としている。