時間をかけて準備するオーストリアのクリスマスの様子

時間をかけて準備するオーストリアのクリスマスの様子

 オーストリアで長年生活した後、京都府亀岡市で暮らす夫婦が、クリスマスに向け時間をかけて準備する欧州文化の体験会を企画し、参加する子どもを募っている。クッキー作りなどを通じ「誰かのためにプレゼント=愛を贈る日」という文化に触れることができるという。


 フェルナー真理子さん(69)、マックスさん(70)夫妻。東京都出身の真理子さんはマックスさんと結婚してオーストリアで40年間生活し、昨年12月に夫妻で亀岡市に移り住んだ。


 真理子さんによると、クリスマスは日本の子どもたちの間では「サンタさんからプレゼントをもらう日」として定着しているが、「父なる神が人々を思い自分の子のイエス・キリストを遣わした日で、何かを誰かに贈ることを喜ぶ日」。オーストリアの子どもたちはクリスマスの4週前の日曜から降臨節に入り、1年を反省しながらクリスマスに向け手紙を書いたり飾りを作ったりするという。


 体験会は30日、11月13、27日の午後1時半から保津町のファームハウスナナで開く。クッキーやクリスマスカード、飾りなどを一緒に作るほか「きよしこの夜」をドイツ語、英語、日本語で練習し、12月11日には亀岡市役所(安町)でクリスマスツリーの飾り付けと歌の披露もする。真理子さんは「クリスマスを通じ、誰かのために何かをしようという気持ちを育めれば」と参加を呼び掛けている。毎回定員約10人。