土壁アート(手前)や、土壁づくり体験を楽しむ子ども(京都府宇治田原町湯屋谷・宗円交遊庵やんたん)

土壁アート(手前)や、土壁づくり体験を楽しむ子ども(京都府宇治田原町湯屋谷・宗円交遊庵やんたん)

 親子で土壁アートを楽しむ催しがこのほど、京都府宇治田原町湯屋谷の「宗円交遊庵やんたん」で開かれた。色の異なる2種類の土を使って模様を作り、草木や手形をあしらい、自分だけの作品を完成させた。

 今年3月から同町で地域おこし協力隊として活動する高橋一樹さん(25)が、地元の豊かな自然と、ものづくりの楽しさを感じてもらおうと企画した。町内に在住する小学生や就学前の子どもと親の計10人が集まった。

 講師は、住宅や店舗のリフォームを手がける事業所「住宅工房 和」(宇治市)の代表で、左官経験がある三枝良さん(39)が務めた。参加者はそれぞれ、30センチ四方で深さ4センチの木枠に沖縄県産の濃い茶色の土と、滋賀県信楽産の黄色みを帯びた薄い茶色の土をこてで塗り込んだ。

 土でアニメのキャラクターを形作ったり、同町産の茶の木やすすきを使ったりして模様をつけた。幅90センチ、高さ160センチの土壁づくりを体験する子どももいた。田原小1年の男子児童(6)は「土からいろいろと作れて楽しかった」と話していた。