イワガキを工具で一つずつ分ける藤川さん

イワガキを工具で一つずつ分ける藤川さん

 京都府北部の初夏の味覚で人気の養殖のトリガイとイワガキが間もなく出荷を迎える。海上での作業が15日、報道関係者向けに公開され、大型連休の消費増を見込み漁師らが出荷前の準備に熱を入れていた。

 トリガイとイワガキは府内では舞鶴、栗田の各湾などで育てられている。大きい身が特徴で「丹後とり貝」「丹後の海 育成岩がき」としてそれぞれブランド化され、トリガイは4月中、イワガキは18日から約18万個を出荷する予定。

 トリガイのいかだでは漁師の川﨑弥一郎さん(34)らがコンテナを海中から引き上げ、大きさや重さ別にトリガイを分けた。川﨑さんは「昨年より形が良く、中身も詰まっている。連休までに出荷できそうなので地元でも食べてほしい」と語った。

 イワガキのいかだでは漁師の藤川拓児さん(50)が海中につるしていたイワガキの塊から工具で他の貝などを取り除き、一つずつ取り分けた。藤川さんは「量も質も良い」と太鼓判を押していた。