北陸新幹線の延伸に伴い、他の鉄道との結節を考慮して地下に新駅の建設が想定される現京都駅の周辺(2018年11月21日)=小型無人機から

北陸新幹線の延伸に伴い、他の鉄道との結節を考慮して地下に新駅の建設が想定される現京都駅の周辺(2018年11月21日)=小型無人機から

 北陸新幹線の敦賀(福井県)以西は京都府内を縦断し、新大阪に至るおおまかなルートが決まっている。府域では南丹市などを通り、JR京都駅(京都市下京区)とJR松井山手駅(京田辺市)を経由する予定だ。関西と北陸のアクセスが大きく向上し、経済や観光の活性化への期待がかかる一方、工事による環境への影響や巨額の費用への懸念の声がある。特に京都市内では京都駅との接続工事や地下水への影響にどう対応するかが今後の課題となる。各候補に延伸への賛否を「○」か「×」で聞き、その理由を尋ねた。

 ■京都1区

 穀田恵二  共前 ×

 環境破壊や地元自治体の財源問題、大深度地下、並行在来線の減少など問題が山積している。2兆円を超える税の無駄は中止すべき。

 堀場幸子  維新 ○

 北陸新幹線の延伸は、地域の利便性を高めるから。

 勝目康   自新 ○

 東京一極集中是正等のため必要。ただし、ルート選定には、慎重な調査と丁寧な説明、受益に応じた費用負担が必要。

 ■京都2区

 繁本護   自前 ○

 国土の発展のために北陸新幹線整備で国土軸を形成していく必要がある。関空までつなげることで近畿全体の発展にも寄与する。

 前原誠司  国前 △

 延伸ルート決定過程の不透明性等の問題があり、環境への影響や沿線住民への配慮、経済的効果等を考慮しつつ慎重に進めるべき。

 地坂拓晃  共新 ×

 莫大な残土処理は環境破壊をもたらす。地下水への影響もあり、費用も明らかにならない。在来線の充実こそ重要です。

 中辰哉   れ新 ×

 水脈問題や残土問題など環境破壊が心配される。在来線の廃止等につながり、かえって沿線の過疎化の要因になることも心配される。

■京都3区

 井上博明  維新 ○

 新幹線は近年開通した地域をみても、その経済効果は明らかである。

 木村弥生  自前 ○

 関西国際空港まで延伸し、インバウンドのアクセスを向上。

 泉健太   立前 ○

 東京~金沢の先行開通で、北陸の人材や活力が首都圏に移行している。関西経済圏を再興させるため環境に配慮しつつ推進。