ビワイチのイベントに参加し、琵琶湖大橋を渡るサイクリストたち(2018年3月11日)

ビワイチのイベントに参加し、琵琶湖大橋を渡るサイクリストたち(2018年3月11日)

 国土交通省は7日、自転車で琵琶湖を一周する滋賀県の「ビワイチ」など3ルートを、日本を代表すると認める「ナショナルサイクルルート」に初めて指定した。自転車人気が年々高まる中、政府として国内外でアピールするとともに、地元が行うコース整備を交付金などで重点支援する。

 ナショナルサイクルルートは自治体が認定しているルートの中から、総延長がおおむね100キロ以上▽安全に走行できる▽案内看板を設置▽休憩施設がある―などの要件を満たすルートを同省自転車活用推進本部が指定する。
 ビワイチは全長193キロあり、琵琶湖を眺めながら走行できることに加え、沿線に歴史資源や観光名所が点在するのが特徴。年間の走行者は増加が続き、2018年には初めて10万人を超えた。県は20年に16万5千人を見込んでいる。ただ自転車の通行空間は全区間で確保できているわけではなく、安全性の向上が課題となっている。
 国交省での式典で、西嶋栄治副知事は「今回の指定でビワイチのブランドイメージや知名度が飛躍的に向上すると確信している」と期待を示し、守山市の宮本和宏市長は「ビワイチには歴史資源が豊富にある。食や観光と連携し、しっかりしたおもてなしを提供していきたい」と決意を述べた。
 同時に発表されたナショナルサイクルルートのロゴマークは「和」の文字をイメージし、自転車の形や日の丸を組み合わせたデザイン。指定されたルートの案内看板などに使用される。
 ほかに指定されたのは、つくば霞ケ浦りんりんロード(茨城県、176キロ)としまなみ海道サイクリングロード(広島・愛媛両県、70キロ)だった。