生け垣の剪定後、展望テラスからバラ園が一望できるようになった(京都市左京区・府立植物園)

生け垣の剪定後、展望テラスからバラ園が一望できるようになった(京都市左京区・府立植物園)

バラ園では約320品種、1400株が咲き、11月上旬ごろまで楽しめるという

バラ園では約320品種、1400株が咲き、11月上旬ごろまで楽しめるという

生け垣剪定前の展望テラスからの眺め。生け垣で視界が遮られ、バラ園は見ることができない=府立植物園提供

生け垣剪定前の展望テラスからの眺め。生け垣で視界が遮られ、バラ園は見ることができない=府立植物園提供

 京都府立植物園(京都市左京区)の植物園会館2階にある「展望テラス」。そびえ立つ比叡山を借景にした眺望が売りだが、眼下の繁茂した生け垣が、あるエリアの視界を遮っていた。短く刈り込むと…。

 展望テラスからは、人工の建物に邪魔されず比叡山を見渡せる。ただ、手前の針葉樹の生け垣が幅約10メートル、高さ約10メートルにわたって伸びていた。

 来園者の指摘を受けて今月下旬、生け垣を高さ約2~3メートルまで剪定(せんてい)。すると視界が開け、色とりどりに咲き誇るバラ園が現れた。

 園によると、10年ほど前はテラスからバラ園がしっかり確認できたが、生け垣の植物が成長して徐々に見えなくなった。

 剪定後は早速、来園者がテラスや会館外側の階段の踊り場から、バラ園と比叡山の共演風景を眺めたり撮影したりしている。

 同園の平塚健一技術課長は「大胆な剪定で少し心が痛んだが、再びバラ園がしっかり見られるようになった。美しい景色を楽しんでほしい」と話す。

 バラ園では約320品種1400株が咲き、見頃は11月上旬頃まで。