2年ぶりの狐踊りを奉納する氏子たち(草津市大路2丁目・小汐井神社)

2年ぶりの狐踊りを奉納する氏子たち(草津市大路2丁目・小汐井神社)

 滋賀県草津市の小汐井神社でこのほど、古例祭(秋祭り)が営まれた。昨年は新型コロナウイルス禍で取りやめになった「狐(きつね)踊り」が2年ぶりに奉納され、キツネにふんした氏子が軽妙な踊りを演じた。

 古例祭は、天保の大飢饉の際に五穀豊穣を祈念し行われるようになった。狐踊りは、キツネのしっぽが稲穂に似ていることから豊作の願いを込めたとされる。大正期に途絶えたが、2003年に古老の記憶を頼りに復活した。

 大勢の見物客が見守る中、キツネのお面を頭に乗せた氏子らが「ワッショイ、ワッショイ、コンコンコン」とかけ声を上げて拝殿前に登場し、キツネをまねた動きで軽やかに踊った。また、地元の大学生4人が神楽鈴を手に「鈴の舞」を奉納し、太鼓のリズムに合わせて、ゆったりと舞った。