宇治市が考案し、活用を呼び掛けている「ハチトラップ」。下は捕獲した女王蜂と誘引液(宇治市役所)

宇治市が考案し、活用を呼び掛けている「ハチトラップ」。下は捕獲した女王蜂と誘引液(宇治市役所)

 スズメバチの巣作りが本格化する時期を前に、京都府宇治市がペットボトルを利用したわなでの対策を呼び掛けている。市は「4~5月に女王蜂を捕まえることで、周辺に巣を作らせない効果が期待できる」としている。

 市は、スズメバチの巣があれば、業者に委託して処理していたが、業務見直しで2017年度から取りやめになった。代替策として手軽な「ハチトラップ」を考案し、活用を呼び掛けている。

 2リットルペットボトルを使い、側面に返しを付けた2センチ四方の穴を開け、酒や酢、砂糖を混ぜた誘引液を入れる。女王蜂が好む日陰で風通しのよい木や軒下などに掛けるのが効果的で、ハチはいったん中に入ると出られない。ペットボトルの3分の1ほど捕れた場所もあり好評という。

 市が作ったトラップや作り方のチラシを市環境企画課や各コミュニティセンターで配布している(数量限定)。市ホームページでも作り方を紹介している。同課は「事前にハチの駆除スプレーをまくのも効果がある。手軽な方法で自衛をお願いしたい」と話している。