【資料写真】10連休で授業時間の確保はどうなる?

【資料写真】10連休で授業時間の確保はどうなる?

 改元に伴って今月27日から10連休となることを受け、学校現場が授業時間の確保に追われている。例年より授業時間が少なくなるため、夏休みを短縮したり、学校行事のあり方を見直すなど、あの手この手で授業に充てられる時間をひねり出している。

 京都市では、市が定める小中学校の授業日数に5日足りなくなるため、冬休みなどの長期休暇を短くすることで4日確保した。残りの1日については捻出できないものの、国の定める必要授業時数は満たしているため、市教育委員会は「学習に影響はないと考えている」とする。

 また、京都府亀岡市では、5限目や6限目で終わる日に1コマ追加したり、2学期の終業式を例年より2、3日遅い12月24日に設定するなどして各小中学校が対応。宇治市では、午前で授業を終える保護者懇談会の日に午後の授業を入れる学校もあるという。

 ただ、各市教委によると、10連休になることは早くに分かっていたため学校側は昨年度末には対応策を決めたという。むしろ各学校の関心事は、2020年度から新学習指導要領の導入に伴い小学校3年生以上で新たな英語の時間確保が迫られていることだといい、「来年度を見据えて時間数を確保した」(亀岡市教委)という自治体もあった。

 一方、大学では小中学校とは異なる対応も。立命館大は連休中の4月29、30日、5月2日は授業を実施する。毎年、大型連休中の平日の祝日は基本的に授業を行い、一部で休日にした日の授業は5月の土曜日に振り替えているという。広報課は「今年は5月1日が新天皇即位で休日となったが、通常通り5月に授業を振り替える」という。