ライトアップされた「もみじのトンネル」をゆっくり進む電車(5日午後5時9分、京都市左京区)

ライトアップされた「もみじのトンネル」をゆっくり進む電車(5日午後5時9分、京都市左京区)

 叡山電鉄は、京都市左京区の市原-二ノ瀬駅間250メートルで紅葉をライトアップする「もみじのトンネル」を6日から始める。土砂災害で同区間の運行を休止していたため、実施は2年ぶり。5日夜に試験点灯があり、色づき始めた木々が闇夜に浮かび上がった。

 もみじのトンネルは、沿線のモミジ280本を乗客に楽しんでもらう催し。同社や京都バス、貴船観光会でつくる実行委員会が主催する「京の奥座敷・貴船もみじ灯籠」の一環で行う。期間中は、貴船神社や周辺の旅館街であんどんをともすほか、貴船口、二ノ瀬駅もライトアップする。

 昨年7月に貴船口駅付近で斜面が崩落し、もみじのトンネルの区間を含む市原-鞍馬駅間の運行を今年9月まで取りやめていた。一帯の木々に影響はなく、この日も車窓には、錦秋にふさわしい風景が映し出されていた。ライトアップは28日まで。