生徒が制作した飛び出し坊や(滋賀県近江八幡市・安土中)

生徒が制作した飛び出し坊や(滋賀県近江八幡市・安土中)

 町内の交通安全看板「飛び出し坊や」を新しくしようと、滋賀県近江八幡市の安土中の生徒約40人が、織田信長や近江牛などをモデルにした6種類の看板27基を製作した。年内に安土学区の道路沿いに設置し、古い「坊や」と交代させる。生徒は「交通ルールに気をつけてもらえれば」と願いを込める。

 同中の2年生(13)が企画を提案。安土学区まちづくり協議会が地域活性化案を募る「あづちチャレンジ」の一つとして採用された。

 生徒らは4月以降、学区内の自治会に看板の状態を確かめてもらったところ、90件以上の取り替え希望があり、特に汚れや破損がひどい看板を一新することにした。

 全校生徒にアイデアを募り、人間のように立って走る近江牛や戦国時代の姫君など、六つのデザインを決定。通りがかる人に楽しんでもらおうと、靴の色など、それぞれ少しずつ変化をつけた。美術部長の2年生(14)は「面白いものになった」と言い、生徒会長の3年生(15)は「生徒のアイデアや努力が、役に立てたらうれしい」と期待する。