皇位継承に伴い、異例の10連休となる今年のゴールデンウイーク。市民生活への影響の有無が話題になる中、滋賀県内の県立施設や医療機関では基本的に例年の大型連休と変わらない対応を予定している。博物館などは開館する一方、医療機関は一部を除いて休診。県パスポートセンターは特別開庁日(28日、5月5日)を設ける。

 27日~5月6日の期間中、県内5カ所の休日・急患診療所は、通常の「土日祝日診療」を行う。

 県は10連休対策として、県内57病院と1638診療所に対し「特別の配慮」を要請。43病院と455診療所(うち歯科は181診療所)が期間中1日以上の外来診療を行うことを決めた。5月3~5日はほとんどが休診するが、4月30日と5月2日は、規模を縮小して診療するケースを含め22~28病院が外来患者を受け付ける。

 県は医療機関・薬局検索サイト「医療ネット滋賀」や、夜間・休日にアドバイスが聞ける小児救急電話相談(#8000)の活用を呼びかけている。

 県パスポートセンター(大津市)は期間中2回の日曜、米原出張窓口(米原市)と合わせて2カ所で特別開所する。通常の日曜はパスポートの受け取りのみだが、2日間に限って申請を受け付ける。ただ、住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)が使用できないため、申請には住民票が必要になる。

 公立学校関係では、10連休で年間の授業時間が減ることから、夏休みの短縮や行事日程の変更を検討している学校がある。

 県立の琵琶湖博物館(草津市)、安土城考古博物館(近江八幡市)、陶芸の森(甲賀市)、大津港マリーナ(大津市)は期間中休まず開館する。県立図書館(同)は30日のみ休館する。