京都地裁

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 京都市内の大学生らで構成するスカウトグループが女性に高額の借金を負わせ、性風俗店へのあっせんを繰り返したとされる事件で、職業安定法違反(有害業務の紹介)の罪に問われた同志社大生の男(21)、別の同志社大生の男(21)両被告の初公判が19日、京都地裁(入子光臣裁判長)で開かれた。いずれも起訴内容を認めた。検察側は「狡猾(こうかつ)で卑劣な犯行」として懲役2年を求刑、即時結審した。判決は5月29日。

 起訴状によると、グループを主導していたバー経営の男(24)=同罪で公判中=らと共謀して昨年1月と3月、京都市内の21歳と20歳の女性2人を大阪市のデリバリーヘルス(派遣型風俗店)に紹介し、従業員として雇い入れさせた、などとしている。

 検察側は冒頭陳述で、同志社大生の被告が街中で女性に声を掛ける役割の仲間を統括し、一方の同志社大生の被告が女性を性風俗店に紹介していたと指摘。声を掛ける役割の同志社大生の被告は月50~100万円の報酬を得ていたという。

 一連の事件では、スカウトグループの創設者や京都産業大生の男ら計9人が同罪で起訴されている。