サンガの連勝に貢献したDF安藤(14日、西京極)

サンガの連勝に貢献したDF安藤(14日、西京極)

 20日の甲府戦で今季初の3連勝を目指すJ2京都サンガFCで、滋賀県野洲市出身のDF安藤淳が最終ラインをまとめている。2戦連続でセンターバックとして先発し、高い技術で最後方から攻撃を組み立てた。6年ぶりにサンガに復帰した34歳のベテランは「みんなが戦術を理解し、前向きにプレーしている」と手応えを感じている。

 ボールを保持して攻める戦術の中で、安藤のテクニックが生きている。今季2度目の先発となった7日の栃木戦は、鋭い縦パスを前線に通し、勝ち越しの起点となった。前節の金沢戦も、スペースを見逃さずドリブルで持ち上がり、効果的にパスを配球。守備でも体を張り続け、チームの連勝に貢献した。「前の選手がいい形でボールを触れるようにしたい」と役割を語る。

 2007年、ボランチとして関大からサンガに加入。攻撃的なポジションやサイドバックを経験し、プレーの幅を広げた。足元のテクニックは、日本代表の乾貴士(アラベス、野洲高出)らを輩出した湖国のセゾンFC仕込み。「相手の逆を取るプレーなど、基本の技術は中学(年代のセゾンFC)での影響が大きい」と振り返る。

 中田監督は「経験を生かして賢くプレーしてくれる。前への推進力があり、チームのスタイルに合う」と信頼を置く。現在5位の甲府は5得点のウタカや、ドゥドゥら決定力の高いFWがそろう。「相手のカウンターは力強い。ボールの失い方に気をつけて、しっかりリスクマネジメントをしたい」と気を引き締めた。