2階級制覇を懸けてWBA世界フェザー級タイトルマッチに挑戦する久保隼(神戸市)

2階級制覇を懸けてWBA世界フェザー級タイトルマッチに挑戦する久保隼(神戸市)

 世界ボクシング協会(WBA)スーパーバンタム級前王者の久保隼(真正、南京都高-東洋大出)が2階級制覇を懸け、5月26日に中国江西省の撫州市でWBAフェザー級王者の徐燦(中国)に挑戦する。19日に所属ジムが発表し、記者会見した久保は「応援してくれている人に、結果を出して恩返しできるチャンスが来た」と意気込みを語った。

 29歳の久保は2017年4月にスーパーバンタム級王座を獲得し、京都出身で初の世界チャンピオンとなった。初防衛戦で敗れた後、階級を一つ上げて臨んだ昨年5月の復帰戦を勝利で飾った。

 久保によると、昨年10月の練習中に右目を負傷し、物が二重に見える症状に悩まされたという。「このままボクシングを続けられるのか」と引退も覚悟したが、先月に手術を受け、現在は不安なく練習に臨み「調子はいつも通り」と順調な回復をアピールする。

 初防衛戦となる徐燦に対し、敵地へ乗り込んで王座奪取を狙う久保は「場所がどこであってもリングは変わらない。技術よりも気持ちの入ったボクシングを見せられたら」と決意を込めた。

 戦績はWBAフェザー級10位の久保が14戦13勝(9KO)1敗、25歳の徐燦は18戦16勝(2KO)2敗。