ライトアップした木々の間を走るトロッコ列車(京都市右京区)

ライトアップした木々の間を走るトロッコ列車(京都市右京区)

 紅葉シーズンに合わせて、京都市と京都府亀岡市を保津峡沿いに結ぶ嵯峨野トロッコ列車が、ライトアップされた沿線を走行する臨時便を運行している。今年はクラウドファンディング(CF)の資金を活用し、照明を増設。色彩が変化する新たな見どころも登場し、観光客を楽しませている。

 トロッコ列車を運行する嵯峨野観光鉄道(京都市右京区)は毎年秋に、沿線のライトアップを実施。沿線約7・3キロのモミジ約千本を照らす。今年は、コロナ禍による資金難をカバーするためにCFを行ったところ、約830万円が集まり、スポットライトを800基から900基に増やした。

 沿線にある殿の漁場(亀岡市)付近には、青や赤色などに変化するライトを新たに設けた。対岸の山が照らされ、色彩の変化を楽しむことができる。トロッコ保津峡駅(西京区)にも、青や白色のLED照明のイルミネーション装飾を設置。駅に到着した乗客を、幻想的な光景が出迎える。

 同鉄道の担当者は「これまで以上に美しい景色になっていると思う。今後紅葉も進むと、さらに楽しんでいただけるようになる」としている。

 ライトアップは12月29日まで。午後4時半以降に1日1~5便運行する。12月8、15、22日は運休。