新年の縁起物「大福梅」を袋に詰める巫女たち(16日午前、京都市上京区・北野天満宮)

新年の縁起物「大福梅」を袋に詰める巫女たち(16日午前、京都市上京区・北野天満宮)

 京都市上京区の北野天満宮で16日、新年の縁起物「大福(おおふく)梅」を袋に詰める作業が始まった。疫病退散や病気平癒(へいゆ)の御利益があるとして古くから親しまれ、新型コロナウイルスの収束を願いながら巫女(みこ)たちが一つずつ形を整えていった。

 大福梅は、梅の名所として知られる天満宮境内にある梅約1500本から収穫した実を塩漬けにして干した物。元日にさゆや茶に入れて飲むと、1年を健康に過ごせるとされる。

 この日は、マスクや手袋で感染対策をした巫女たちが作業を実施した。清めの意味があるシダ科の植物「ウラジロ」とともに5、6個の梅を入れて紙を袋状に折りたたみ、「よき一年を過ごしてもらいたい」と話していた。

 今年は例年並みの約3万袋を準備する予定。12月13日から1袋700円で授与する。郵送も受け付ける。