故中村哲医師がアフガニスタンなどで活動する様子を伝える追悼写真展(八幡市八幡・市文化センター)

故中村哲医師がアフガニスタンなどで活動する様子を伝える追悼写真展(八幡市八幡・市文化センター)

 パキスタンやアフガニスタンで医療支援や用水路建設などに尽力した故中村哲医師の功績や人柄を紹介する追悼写真展が18日、京都府八幡市の八幡市文化センターで始まった。市民らが訪れ、写真に見入っていた。

 中村さんは38歳でパキスタンに渡り、貧困層への医療支援を続けた。アフガンでは用水路の建設、農業復興に長く携わってきた。2019年12月、アフガン東部で武装集団の銃撃を受け、73歳で命を落とした。

 写真展は、中村さんが現地代表を務めた非政府組織ペシャワール会の会員や市民有志でつくる実行委員会が主催した。医療資材の整わない中で診察を行ったり、工事のため重機を操作したりする中村さんの姿をとらえた写真のほか、豊かな水が流れる用水路、緑あふれる農地へ生まれ変わった土地の様子など約90点を展示している。

 中村さんが活動の動機や平和への考えなどを飾らずに語った言葉も紹介し、その実像を伝える。21日まで。午前10時~午後6時。無料。