京都府北部を地盤とする京都北都信用金庫は1日、亀岡市や福知山市などの4店舗で、平日の昼間に窓口業務を休止する「昼休み」を導入すると発表した。府内に本店を置く銀行と信用金庫では初で、近畿の信金では北大阪信用金庫(大阪府茨木市)に続き2例目。厳しい収益環境が続く中、効率的な人員配置で営業強化や働き方改革を進める。

 導入するのは、馬堀(亀岡市)、額田(福知山市夜久野町)、和知(京丹波町)、瑞穂(同)の4支店。午前9時~午後3時の営業時間のうち、午前11時半~午後0時半の1時間を休業する。

 馬堀支店は26日から始め、従来の職員4人を3人に変更。ほかの3支店は12月3日から導入し、職員7~8人を順次減らしていく。緊急時は近隣店舗の利用を促す。現金自動預払機(ATM)は通常通り利用できる。

 背景には、人口減少に伴う来店者の減少と職員不足にある。これまでは昼の時間帯に職員が交代で休憩を取るため一定の人数を確保する必要があった。昼休み導入で職員が手薄になる時間をなくし、業務効率化や防犯対策にもつなげる。

 京都北都信金は今後、余剰人員を営業部門へ再配置し、取引先の企業や個人との面談機会を増やすなどして営業力を強化する。経営企画課は「状況をみて導入店舗を増やすか検討する」としている。