婚礼の儀に臨む玉と忠興役を務めた中川さん夫妻(前列左と中央)=長岡京市勝竜寺・勝竜寺城公園

婚礼の儀に臨む玉と忠興役を務めた中川さん夫妻(前列左と中央)=長岡京市勝竜寺・勝竜寺城公園

 京都府長岡京市の秋の一大イベント「長岡京ガラシャ祭」が10日、市内一帯で開催された。同市勝竜寺の勝竜寺城公園では、玉(細川ガラシャ)と夫・細川忠興の婚礼の儀が再現され、秋晴れの庭園を華やかに彩った。

 玉や忠興、夫妻の両親の明智光秀・熙子(ひろこ)と細川藤孝・麝香(じゃこう)のほか、長岡京市にゆかりのある菅原道真や熊谷直実、桂昌院らも加わった時代行列は昼過ぎに長岡第六小を出発。市役所前を経て、約1時間後に勝竜寺城公園に到着した。婚礼の儀では、純白の着物に身を包んだ玉役の中川有友子さん(29)と、忠興役で夫の健一さん(30)が、古来の作法「式三献(しきさんこん)」で杯を交わし、詰め掛けた多くの見物客を魅了した。
 勝竜寺城公園前や中央公民館、バンビオ広場公園などの各会場に設けられた「楽市楽座」では、市民によるステージや模擬店、フリーマーケットなどが催された。勝竜寺城会場には、大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」推進協議会に加盟する長岡京市や大山崎町のほか、府北部や兵庫県の各自治体もブースを出し、特産品などを販売して地元をPR。日本たばこ産業(JT)の呼び掛けで、市内の清掃活動も実施され、多くの市民が参加した。