2年ぶりに開催された北陸新幹線建設促進大会(東京都千代田区)

2年ぶりに開催された北陸新幹線建設促進大会(東京都千代田区)

 京都府内を通る北陸新幹線敦賀―新大阪間の建設促進大会(関西広域連合、関西経済連合会など主催)が26日、東京都内であった。沿線自治体の首長や議員ら約120人が出席し、「1日も早い着工と新大阪までの全線開業が不可欠」などとする決議を採択した。

 関西広域連合長の仁坂吉伸和歌山県知事や京都府の鈴木貴典副知事らがあいさつし、大阪までの延伸が東京一極集中の是正や地域発展につながることを期待する一方、財源の確保や建設費の地元負担、環境保護などに留意するよう訴えた。

 関西を起点とした新幹線ネットワークの必要性を唱える自民党の西田昌司参院議員(京都選挙区)は、党整備新幹線等鉄道調査会の最高顧問に前財務相の麻生太郎副総裁が就任予定と明かし、財源確保の取り組みを進めているとアピール。京都をはじめ関西では延伸に向けた住民理解が十分でないとの認識を示し「情報発信し、機運を醸成していきたい」と述べた。

 大会は2017年度から始まった。昨年度は新型コロナウイルスの影響で中止となり、2年ぶりに開催した。