27日、韓国の全斗煥元大統領の告別式などを終え、自宅に戻った李順子夫人(右)(聯合=共同)

 27日、韓国の全斗煥元大統領の告別式などを終え、自宅に戻った李順子夫人(右)(聯合=共同)

 【ソウル共同】1980年5月の光州事件などで民主化運動を弾圧した韓国の全斗煥元大統領の告別式が27日、ソウルで開かれた。全氏が謝罪しないまま死去したことへの批判を受け、李順子夫人は「夫の在任中に苦痛を受け傷ついた方々に対し、夫に代わって深くおわびしたい」と述べた。

 ただ、聯合ニュースによると全氏の側近は、謝罪対象は大統領在任中の弾圧で、光州事件は含まれないと指摘。全氏は79年の「粛軍クーデター」で実権を握ったが、大統領就任は80年9月だった。

 全氏の側近は27日、謝罪対象に関し「(民主化要求の)デモをした学生や、警察の拷問で死亡した学生ら」を例示した。