京都地検

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 同業者の名誉をインターネット上で毀損(きそん)した疑いで告訴された京都市中京区の医師の不起訴処分に対し、京都第二検察審査会が不起訴不当と議決した事案について、京都地検は22日、再び不起訴処分(嫌疑不十分)とした。地検は「公判維持が困難と判断した」としている。

 下京区の男性開業医は2016年、中京区の泌尿器科クリニックの男性院長からブログで「多数の苦情が寄せられている」などと開業医を中傷する文章を掲載されたとして告訴したが、地検は18年3月に不起訴処分(起訴猶予)とした。

 検察審査会は同年10月、ブログの記載内容は悪意があり、目立つ表現で中傷する内容が多数含まれていると指摘。ブログは対象者を明示していないが、容易に特定が可能で計画的だとした上で、「ネット上に長期間掲載し続け、拡散し続けた責任は重大」として不起訴不当とした。