めったに見られないチンアナゴの全身をスマホで撮る子どもたち(京都市下京区・京都水族館)

めったに見られないチンアナゴの全身をスマホで撮る子どもたち(京都市下京区・京都水族館)

 11月11日は「チンアナゴ」の日―。京都市下京区の京都水族館は記念日の同日から、チンアナゴの生態を学べるイベントを始めた。普段は砂に隠れて見えない全身を公開するほか、豆知識を伝える検定や語録のしおりを来場者に配布している。30日まで。

 チンアナゴはウナギ目アナゴ科に属する海水魚の一種。体長30~40センチの長い体を砂に潜らせ、水中をゆらゆらと漂う姿が数字の「1」に見えることから、記念日に認定された。水族館によると、臆病な性格のため砂に潜っているという。

 イベントでは飼育員が餌やりの時間帯に、35匹生息している水槽の上から新たに1匹を投入。水中をゆっくり落ちていき、砂に触れた瞬間に恥ずかしそうに潜っていく姿や、チンアナゴや黄色のしま模様のニシキアナゴが体を伸ばして餌を吸い込んで食べる様子に、親子連れらが歓声を上げていた。

 体長や、けんかの仕方などをクイズ形式で学ぶ「激ムズ!チンアナゴ検定」に挑戦した愛知県津島市の小学4年生の女子児童(9)は「くねくねしていてかわいい。観察しながら答えを考えた」と笑顔だった。