重機を運ぶ巨大エレベーターで高架橋建設現場の足場に上がり、学区内を一望する子どもたち(大津市大石)

重機を運ぶ巨大エレベーターで高架橋建設現場の足場に上がり、学区内を一望する子どもたち(大津市大石)

 子どもたちに地域のことを深く知ってもらおうと、滋賀県大津市の大石学区まちづくり協議会が28日、新名神高速道路の工事現場を見学するイベントを開いた。地元の小中学生18人と保護者らが、高架橋建設に使う巨大エレベーターに乗ったり、掘削途中のトンネルに入ったりして、交通の大動脈になる高速道路の壮大さを体感した。

 大石地域では、2023年度末に完成予定の新名神・大津JCT(ジャンクション、仮称)~城陽JCTのうち、信楽川橋と大津大石トンネルの工事が進む。参加者は西日本高速道路の協力を得て両工事現場を案内してもらった。

 信楽川橋の工事現場には、高さ最大97メートルの橋脚に橋を架けるため、重機や資材を上げるエレベーターを設置している。子どもたちは、エレベーターに65トンまでの物を載せられることなどの説明を受けた後、高さ70メートルの足場まで上がった。

 鉄骨で支えられた足場に立った子どもたちは学区内を一望し、「学校が見える」などと歓声を上げていた。大石小6年の男子児童(12)は「人間がこんなに大きなものを造れるのはすごいと思った。大人になったら、車で走ってみたい」と話した。