民家の庭のバケツにうっすらと張った氷を持つ親子(29日午前10時1分、京都市左京区大原)

民家の庭のバケツにうっすらと張った氷を持つ親子(29日午前10時1分、京都市左京区大原)

この秋一番の冷え込みで、霜が降りて真っ白になった木橋(29日午前7時25分、京都市左京区八瀬野瀬町)

この秋一番の冷え込みで、霜が降りて真っ白になった木橋(29日午前7時25分、京都市左京区八瀬野瀬町)

今季一番の冷え込みで霜が降り、朝日に輝く落ち葉(29日午前7時45分、京都市北区・鴨川河川敷上賀茂橋付近)

今季一番の冷え込みで霜が降り、朝日に輝く落ち葉(29日午前7時45分、京都市北区・鴨川河川敷上賀茂橋付近)

 師走を間近にした29日、各地で寒さが強まり、京都府や滋賀県の各地で今季最低気温を記録した。京都市内では初氷と初霜が観測され、山沿いの地域では水たまりにうっすらと氷が張った。

 京都市の初氷は平年より3日早く初霜は5日遅い。京都府内の朝の最低気温は京都市中京区で2・3度、南丹市園部町で氷点下0・7度、京田辺市で氷点下0・8度など8観測地点中、5カ所で今季最低を記録した。

 滋賀県でも朝の最低気温は大津市で0・7度、甲賀市信楽町で氷点下4・1度など9観測地点全てで今季最低を記録。彦根市では初氷と初霜が観測され、初氷は平年より7日早く初霜は2日遅い。

 京都地方気象台によると夜間に晴れて地面の熱が放出される「放射冷却現象」が起きて気温が下がったという。京都市左京区大原の民家では、庭の日陰に置いてあったバケツの水面が薄く凍った。深まる秋の山里で、親子が氷の向こうに透けて見える紅葉を楽しんでいた。

 京都市北区の鴨川や左京区の高野川では、河川敷の落ち葉や木橋に真っ白な霜が降り、朝日を受けてキラキラと輝いていた。