佐々木さんが段ボールや菓子箱を集めてつくった手作りの甲冑(大山崎町円明寺)

佐々木さんが段ボールや菓子箱を集めてつくった手作りの甲冑(大山崎町円明寺)

 アマチュア画家として活動する京都府大山崎町円明寺の佐々木幹夫さん(74)が、段ボールや菓子箱を使い、戦国武将の甲冑(かっちゅう)作りに挑戦、先に開かれた町内のイベントに初めて出品した。絵と甲冑作りは通じるものがあるのか、出来栄えに満足そう。

 甲冑を作り始めたきっかけは、孫だという。2年前の10月に亀岡市内で催された亀岡祭で戦国武将などの格好をした仮装の人たちの練り物行列を見た孫が、「行列に参加したい」と言ったことだった。

 甲冑作りに取り組み、大小8体を仕上げた。段ボールや菓子箱を集め、100円ショップでカーペットの下に敷く滑り止め材やはぎれなども購入。孫の背丈にあわせた身長140センチほどの作品や、45センチほどの小さなサイズも丁寧に仕上げた。兜(かぶと)や鎧(よろい)、鉄砲の火薬入れや水筒など細部にこだわった。

 11月26日から町内全域を会場に開かれた「おもてなしウィーク」にも展示し、佐々木さんは「天下分け目の戦があった天王山のまちで、訪れた人が歴史を感じてくれたら」と話した。

 一方、「絵の方にも力を注いでいく」と言い、次は南蛮船の入港や貿易によって西洋文化でにぎわう町並みを水彩で描いた「南蛮貿易図」を完成させる。