車の陰から人が飛び出してくる場面を想定した講習を受ける参加者(左)=京都市左京区・岩倉自動車教習所

車の陰から人が飛び出してくる場面を想定した講習を受ける参加者(左)=京都市左京区・岩倉自動車教習所

 自転車で食事宅配サービスを行う配達員向けの交通安全講習が、京都市左京区の岩倉自動車教習所であった。ウーバージャパンや出前館など、市内で事業展開する5社の約40人が参加し、地図代わりにスマートフォンを見ながら運転する危険性を学んだ。

 配達員の事故を防ぐ目的で、下鴨署と京都市が主催した。宅配サービス業者でつくる日本フードデリバリーサービス協会と府警、市が11月15日に結んだ連携協定の一環。

 配達員らは教習所のコースで、急な歩行者の飛び出しなど事故のパターンを学んだ後、自転車を運転して二段階右折や踏切横断前の一時停止の方法を点検した。スマホを模した手帳を片手に細い道を走る場面では「バランスが取りにくい」「視野が狭まる」といった声が上がった。

 中京区の男性配達員(41)は「車の急な動作には気を付けているが、改めて安全な配達を心掛けたいと思った」と話した。