日本百貨店協会が23日に発表した京都市内4百貨店の3月の売上高は、前年同月比0・3%減の213億円だった。寒さが続き季節衣料品の動きが鈍かった上、来店客数が振るわず食料品も伸び悩んだ。

 衣料品は1・5%減。3月前半は雨天日や平均気温を下回る日が多く、春物の動きの鈍さから紳士、婦人服ともに前年同月を下回った。卒業や入学、入社に備えた需要から、靴や鞄、ベルトなどを含む身の回り品は3・1%増だった。訪日客の需要が引き続き旺盛な化粧品は3・3%増、美術・宝石は0・5%増と伸び悩み、免税売り上げも鈍化し、全体の売上高を押し上げるには至らなかった。

 ホワイトデー商戦や物産展などが堅調だった食料品は0・7%と微増、家庭用品は10・8%減、食堂・喫茶は6・2%減だった。

 4月は春らしい気候の日が増え、桜の開花で観光客も増加。皇位継承に伴う10連休の前半を控え、各店はイベントやセールで需要を取り込む構えだ。

 4百貨店は大丸京都店、京都高島屋、藤井大丸、ジェイアール京都伊勢丹。京都伊勢丹はJR大阪駅ビル内商業施設「ルクア1100」に入居する系列店舗の売上高を合算した。