堀場製作所は11日、2019年12月期の連結業績予想について、8月発表の売上高2130億円から2070億円(前期比1・7%減)に下方修正した。主力の自動車計測システム機器や医用機器などの受注が伸び悩み、一転して減収に転じる見込みとなった。


 主力製品の排ガス測定装置など自動車計測機器の需要がアジア向けで減速し、医用や科学部門の機器も円高ユーロ安の進行が収益に響く。一方、半導体製造装置に組み込むガス流量制御機器は、回復基調にあるとみて収益予想を据え置いた。
 経常利益予想も8月発表時から20億円引き下げて225億円(20・5%減)、純利益予想は15億円少ない160億円(28・3%減)にそれぞれ見直した。通期では3年ぶりの減収減益となる見通し。
 同日発表の19年1~9月期連結決算は、売上高が前年同期比6・2%の1370億円、経常利益が34・0%減の115億円、純利益が37・5%減の84億円だった。
 京都市下京区の京都経済センターで会見した大川昌男常務は「半導体市況がどの程度改善するか読めないが、受注動向は良くなっている」と述べた。