青葉容疑者とみられる男の映像

青葉容疑者とみられる男の映像

 京都アニメーション放火殺人事件で、京都府警が入院中の青葉真司容疑者(41)=殺人などの疑いで逮捕状=に任意で事情聴取を行ったことを受け、京都弁護士会は11日、府警や京都地検に対して、当番弁護士派遣のため、青葉容疑者が入院している病院名や担当医の氏名を教えるよう申し入れた。

 当番弁護士は通常、逮捕後に容疑者の要望に応じて派遣される。京都弁護士会は「病院内での警察による事情聴取は身体拘束下における取り調べと同一視できる」とし、任意聴取段階での派遣を決めた。また、事件直後に申し入れていた捜査機関による聴取の録音・録画(可視化)を改めて求めた。

 同会の三野岳彦会長は「逮捕前ではあるが、事件の規模や性質を踏まえ、弁護人による弁護活動を受ける被疑者の権利を保障するためにも派遣を決めた。協力が得られれば速やかに派遣したい」と話した。

 捜査関係者によると、府警は8日、大阪府内の病院で青葉容疑者を任意で聴取している。