不要になるかまぼこ板の活用方法を考える催しが、京都府綾部市西方町にある古民家で開かれ、参加者は板を使った積み木遊びを楽しんだ。
廃棄予定のかまぼこ板約2万枚を使い、約30人が板の積み方などを競った。三角形に積み上げるなど創造性も問われるゲームで、たき火をイメージしたという男児(9)は「板を上に立てるのが難しかった」と笑顔を見せた。
かまぼこ板活用に向けた意見交換もあり、板を仲間で使える「通貨」とする提案などが出た。
会場はお笑い芸人のコンビ「シャンプーハット」のてつじさんが、昨年8月に購入し、交流の場として改修を進めている。催しを開いた佐々木桂さん(43)は「人が集まる家にするため、地域資源を活用していきたい」と話していた。