【資料写真】京都市営地下鉄

【資料写真】京都市営地下鉄

 京都市営地下鉄の40代と30代の男性乗務員が、新型コロナウイルスに感染した疑いがあったにもかかわらず、職場に報告せず勤務を続けていたことが6日、市交通局への取材で分かった。1人は陽性だった。同局は7月15日付で2人を厳重文書訓戒のけん責処分とした。

 交通局によると、40代乗務員は感染の「第4波」を迎えていた今春、内部通知に反し、体調不良を感じていたにもかかわらず出勤前に検温しなかった上、上司に不調を報告しないまま、泊まり勤務2回と日勤1回を行った。医療機関を受診するため休暇の取得を申し出た際に初めて報告した。乗務員はその後の検査で陽性が判明したが、利用者や同僚らへの感染の広がりは確認されていないという。

 また、30代乗務員も同時期、内部通知に反し、同居の妻が濃厚接触者と認定されたにもかかわらず、上司に報告せず日勤を2回行った。この乗務員は陰性だった。

 市交通局は京都新聞社の取材に「市民の生活の足を守るため、職員の感染防止対策を徹底し、再発防止に努める」とコメントした。