楽器などを持ち御影堂の周囲を厳かに練り歩く二十五菩薩(長岡京市粟生・光明寺)

楽器などを持ち御影堂の周囲を厳かに練り歩く二十五菩薩(長岡京市粟生・光明寺)

 宗祖・法然上人の年忌法要「第八百八回御忌(ぎょき)」が営まれている長岡京市粟生の光明寺で23日、菩薩(ぼさつ)の来迎(らいごう)を表現した「二十五菩薩行道会(ぎょうどうえ)」があり、参拝者らが遺徳をしのんだ。

 法然上人の命日は1212(建暦(けんりゃく)2)年1月25日。御忌は1524(大永4)年から営まれているが、明治時代に入って檀信徒が参詣しやすい暖かな4月に改められた。今年も25日までの1週間の日程で行っている。

 5日目の法要では蓮台(れんだい)の器を持つ観世音菩薩や柄についた天蓋(てんがい)を掲げる普賢(ふげん)菩薩など「二十五菩薩」が雅楽の演奏に導かれ、御影堂の周囲や堂内の内陣の周りを練り歩いた。

 この後、大導師の堀本賢順法主ら僧侶約60人が御影堂に入ったのに続き、大僧正の名代の講讃(こうさん)導師が着座して古式にのっとり法然上人の一代記の「歎徳之疏(たんどくのしょ)」を力強く読み上げた。引き続き、同上人の念仏の教えを説く「一枚起請文(きしょうもん)」を僧侶や参拝者らと拝読。堂内に僧侶の読経が響くと檀信徒らは手を合わせて宗祖をしのんだ。