練り切りのサンタクロースや星で彩られた「和菓子クリスマスケーキ」(長岡京市長岡2丁目・喜久春)

練り切りのサンタクロースや星で彩られた「和菓子クリスマスケーキ」(長岡京市長岡2丁目・喜久春)

クリスマス仕様に飾り付けられた菊のトピアリー(向日市森本町上森本)

クリスマス仕様に飾り付けられた菊のトピアリー(向日市森本町上森本)

 クリスマスシーズンが到来し、気分を盛り上げるイベントが各所で繰り広げられている。クリスマスと言えば「洋」のイメージだが、「和」をテーマした試みも見られ、ムードが一段と高まっている。

 和菓子店の「喜久春」(京都府長岡京市長岡2丁目)では、和菓子の素材を使ってクリスマスケーキを販売しており、徐々に予約が入っているという。

 6年ほど前から、アレルギーのある子どもでも安心して食べられようにと、乳製品や小麦粉を使わない和菓子ケーキを作り始めた。

 土台は上用まんじゅうで、小ぶりのサイズでもずっしりと重く、白あんで整えたサンタクロースも愛らしい。米寿や喜寿のお祝いでも注文も受け付け、代表の西山基文さん(43)は、「今年はひと味違ったケーキをつくりたい」と張り切っている。

 懸崖(けんがい)菊農家の清水園芸(向日市森本町)では毎年、動物やキャラクターの形にした「菊のトピアリー」を府立植物園や府外のテーマパークなどに出荷している。

 菊の作品は枯れてしまうが、10年ほど前から、赤や白色のスプレーで葉に色付けし、サンタクロースの帽子をかぶせるなどして「クリスマス仕様」に変身。農場の入り口などに展示するようになった。

 今年はバイオリンやフルートを演奏する「ペンギンの音楽隊」やペガサスなど約20鉢を仕上げ、今月から道行く人々に披露。菊のトピアリーを発案した清水佑子さん(63)は「温かい気持ちになってもらえたら」と満足そう。