旧国鉄とスポーツの関係に関わる資料が並ぶ会場(京都市下京区・京都鉄道博物館)

旧国鉄とスポーツの関係に関わる資料が並ぶ会場(京都市下京区・京都鉄道博物館)

 旧日本国有鉄道(国鉄、現JR)とスポーツの関係に焦点を当てた展示会が、京都市下京区の京都鉄道博物館で開かれている。1950年発足のプロ野球チーム「国鉄スワローズ」や、職員が始業時などに踊った国鉄体操に関する資料約30点が並ぶ。

 同館によると、国鉄は49年の発足当初、約60万人の職員を抱えており、結束を促そうと職場では野球やテニスなどクラブ活動が奨励されたという。

 会場には、国鉄2代目総裁加賀山之雄(ゆきお)が深く関わったスワローズの設立を伝える当時の新聞や、加賀山の生涯を記した本が並ぶ。また、工場での事故防止の一環で取り入れられた国鉄体操を踊る職員たちのモノクロ写真や、踊り方を伝える教習本、レコードなども飾られている。

 同館は、「国鉄は職員の福利厚生の一環でスポーツに力を入れた。あまり知られていない国鉄の歴史を知ってほしい」と話す。7月7日まで。水曜休館(5月1日は開館)。要入館料。