立憲民主党の泉代表

立憲民主党の泉代表

代表質問で岸田首相に質問をする泉代表(右手前)=国会内

代表質問で岸田首相に質問をする泉代表(右手前)=国会内

 立憲民主党の泉健太代表(衆院京都3区)は8日午後、岸田文雄首相と初の本格論戦となる代表質問に臨んだ。新型コロナウイルス対策に関し「総理は遅すぎた救助隊だ」と述べ、政府の対応が後手に回ってきたと指摘した。

 泉氏は、岸田氏や共産党の志位和夫委員長と同じ7月29日生まれである共通点に触れ、「不思議なご縁を感じているが、これからの日本に必要なことは遠慮なく申してまいります」と論戦の口火を切った。

 最初に取り上げたのがコロナ対策だ。感染拡大の第1、2波に襲われた昨年、旧国民民主党の政調会長だった泉氏はコロナ禍の直撃を受けた個人や事業者への支援拡充、検査体制の強化などを自民党の岸田政調会長(当時)に提案したものの実現しなかったと説明。「その後、第5波と大きな被害が起きた。なぜ必要な手を打たなかったのか」とただし、政府が臨時国会に提出した2021年度補正予算案についても「立民は6月に補正予算編成を提案した。遅すぎたと思わないか」と批判した。

 これに対し、岸田氏は「コロナの実態が明らかでない中でできるだけ対策を講じてきた。次なる備えには万全の支援を行う」などと答弁。泉氏については「政策議論を交わしたご縁がある。新しい立場で政治の責任を果たしていく」と述べるにとどめ、誕生日には言及しなかった。