迫撃砲弾が饗庭野演習場外に落下した問題を謝罪する陸自幹部ら(9日午前9時45分、高島市役所)

迫撃砲弾が饗庭野演習場外に落下した問題を謝罪する陸自幹部ら(9日午前9時45分、高島市役所)

 滋賀県高島市の陸上自衛隊饗庭野(あいばの)演習場で6月、迫撃砲弾1発が誤って場外に落下した問題で、高島市役所を訪れた陸自中部方面総監部の貴島康二幕僚副長は事故の概要を説明した上で、原因を「(装薬量を)目視による点検不十分のまま誤って発射してしまった人為的ミスだった」と述べた。

 福井正明市長は、ここ数年で同様の事案が4回発生していることを踏まえ「毎回ヒューマンエラーだと説明を受けている。場外に実弾が出ると、地元の不安につながることや危険があることを認識しているのか。緊張感の欠如と言わざるを得ない」と答えた。実弾訓練の再開については「自衛隊のしかるべき所から再開の要請があってからの話。今回は防止策について聞いただけ」と述べるにとどめた。

 陸自はその後、同演習場周辺の自治会関係者へも説明を行った。午後には同市議会にも説明を行う。