次回から応募要領を変更します。これまでの隔月だった掲載から年4回の掲載となります。可能な限り、春、夏、秋、冬の季節ごとの題材をまとめて審査したいとの狙いからです。

 最優秀賞は、デザイン画を思わせるような藤原さんの「飴(あめ)色の秋」を選びました。古典的な題材ながら色の対比と構図の面白さが光る斬新な作品です。

 優秀賞は、田中さんの「恐怖と絶景」です。望遠レンズの圧縮効果を使い、被写体の特徴を非常にうまく引き出しました。小田さんの「朝露」は、マクロレンズを使って自然の中に生きる昆虫の生態に迫りました。自然の不思議がいっぱい詰まっています。

 佳作では、深く鮮やかな赤色が印象的な山田さんの「秋の訪れ」が抜きんでていました。背景をぼかして色のグラデーションとして、チョウの一点にピントを合わせる非凡なセンスに感心しました。(写真部長 奥村清人)

最優秀賞 「飴色の秋」(米原市) 藤原 厚士

デジカメ、16~35ミリ、F20、200分の1秒、ISO400

【評】あめ色に輝く干し柿と足場に落ちた丸い影がデザイン的にとても面白い作品です。バックの青空との色の対比。ほぼシンメトリーの構図が優れた1枚です。 

優秀賞 「恐怖と絶景」(大津市・びわ湖バレイ) 田中 雅之

デジカメ、24~240ミリ、F8、400分の1秒、ISO160

【評】望遠レンズを効果的に使い、遠近感と高度感を最大限に表現した秀作です。タイトル通り、絶景の中で遊ぶ子どもたちの緊張感もよく伝わってきます。 

優秀賞 「朝露」(京都府宇治田原町) 小田 幸司

デジカメ、60ミリマクロ、F5.6、100分の1秒、ISO3200

【評】全身に宝石をまとったようなチョウの姿がとても美しい写真です。柔らかい朝の光に包まれ、静かに目覚める時を待つ、命の尊さを感じさせる写真です。 

以下佳作

「秋の気配」(左京区久多) 田中 はるお

 

「輪になって」(南丹市美山町・かやぶきの里) 立入 正浩

 

「まるで水墨画」(福知山市・夜久野高原) 宇野 秀雄

 

「密」(長浜市・姉川) 福井 齋

 

「赤い朝」(右京区・嵐山) 人見 嘉照

 

「秋の訪れ」(八幡市・若宮八幡宮) 山田 雅己

 

「コスモス電車」(近江八幡市) 大橋 実

 

「翔」(宇治市・平等院) 積 高之

 

「紅の路」(高島市) 海道 肇一

 

「深まりゆく秋」(上京区・京都御苑) 川口 喜美惠