大津地裁(大津市)

大津地裁(大津市)

 生コンクリートの調達を巡る恐喝未遂事件で、工事関係者を脅したなどとして、恐喝未遂と威力業務妨害の罪に問われた湖東生コン協同組合運営委員長の男(68)の判決が25日、大津地裁であった。今井輝幸裁判官は、懲役3年、執行猶予5年(求刑懲役3年)を言い渡した。

 今井裁判官は判決理由で、大がかりな組織的犯行で共犯関係の強化などに重要な役割を果たしたが、共犯者の全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部幹部らに比べ、やや従属的とした。弁護側は、共謀関係を否定し無罪を主張していた。

 判決によると、関係者と共謀し、滋賀県東近江市の倉庫建設工事で関係業者から生コンを供給させようとしたが断られ、2017年3~7月に「大変なことになりますよ」と脅迫するなどした。

 また、共犯者として恐喝未遂罪に問われた湖東生コン協組理事長の男(55)の判決もあり、今井裁判官は、懲役2年、執行猶予4年(求刑懲役2年)を言い渡した。