初期消火と的確な通報で火災の拡大を防ぎ、感謝状を受けた寺井さん夫妻(左の2人)=京都市中京区・中京消防署

初期消火と的確な通報で火災の拡大を防ぎ、感謝状を受けた寺井さん夫妻(左の2人)=京都市中京区・中京消防署

 京都市中京区で11月4日に起きた火災で、初期消火や的確な通報に尽力したとして、中京消防署が同区の団体職員寺井正さん(65)と妻の浩子さん(63)に感謝状を贈った。


 同署によると、夫妻の住むマンションで、正さんが女性(77)宅から出る煙を発見し、部屋内で炊飯器が燃えているのを夫妻で確認した。浩子さんはマンションの共用部に備えつけの消火器を取りに行き、手渡された正さんが火を消した。女性にけがはなかった。


 夫妻は、同じマンションに住む市消防局職員から年1回、訓練で消火器の扱いを教わっているという。今月7日、竹内真一署長から感謝状を受け、浩子さんが「『これくらいの火なら消せる』と思い、すぐ消火器を取りに行った」と話すと、正さんは「消したのは私ですが…」と苦笑していた。