京都府宮津市須津の介護老人保健施設「リハ・ヴィラなぎさ苑」は25日、施設利用者と職員の計27人が嘔吐(おうと)などの症状を訴え、うち5人からノロウイルスを検出した、と発表した。うち80代男性の1人が死亡したが、ウイルスは検出されなかった。入院中の80代の女性1人以外は全員快方に向かっているという。

 施設によると、17日に入所者の90代の女性1人が嘔吐した後、70~100歳代の利用者20人と職員7人が同様の症状を発した。男性は短期入所者で、帰宅後に体調不良になり24日に亡くなったという。発症者全員が施設3階の認知症専門棟にいる利用者と職員だが、感染経路は分かっていない。施設は職員の手洗いと消毒の徹底、面会制限などで対応している。

 益田順一施設長は「亡くなった方や入院中の方もおり、責任を痛感している。大変申し訳ない」としている。