大きな後背を背負い境内をゆっくりと歩く菩薩たち(25日午前10時50分、京都市左京区・知恩寺)

大きな後背を背負い境内をゆっくりと歩く菩薩たち(25日午前10時50分、京都市左京区・知恩寺)

 列をなした菩薩(ぼさつ)が極楽浄土から現世に来迎(らいごう)する様子を行列で再現する「二十五菩薩練り供養」が25日、京都市左京区百万遍の知恩寺(浄土宗大本山)で行われた。25人の菩薩が雅楽の音とともに境内の参道を静々と歩いた。

 同寺で22日から営まれている宗祖法然の遺徳をしのぶ御忌大会(ぎょきだいえ)の一環。知恩寺では法然生誕の地に立つ誕生寺(岡山県久米南町)の練り供養の特別出開帳として3年に1度、御忌大会の最終日に行われている。

 午前10時半、境内南側にある阿弥陀堂での勤行の後、地蔵菩薩を先頭に大きな後背を背負った金色の菩薩たちがお堂を出発。右手を支えられながら100メートルほどの参道をゆっくりと歩き、法然像のある御影堂へと向かった。

 沿道には参拝者が合掌して行列を見守った。また多くのカメラ愛好家も訪れ、地上に現れた仏の姿を収めていた。