出荷のため箱詰めされる丹後とり貝(舞鶴市下安久・京都府漁業協同組合舞鶴地方卸売市場)

出荷のため箱詰めされる丹後とり貝(舞鶴市下安久・京都府漁業協同組合舞鶴地方卸売市場)

 京のブランド産品で京都府北部の初夏の味覚「丹後とり貝」の出荷が25日、舞鶴市下安久の府漁業協同組合舞鶴地方卸売市場などで始まった。過去2年は5月半ばだったが、今年は1カ月近く早まり、昨年を上回る23万~28万個の出荷が見込まれている。

 府が生産した稚貝を舞鶴、栗田(宮津市)、宮津、久美浜(京丹後市)の4湾で養殖した殻付き重量100グラム以上の大型のトリガイ。府水産事務所は昨年相次いだ自然災害の影響がなく餌の環境が良かったこともあり、出荷は昨年の14万個を上回るとみている。

 府漁協によると、この日は舞鶴、宮津の両地方卸売市場で約5700個が取り扱われ、関東や京阪神方面などに出荷された。舞鶴では大きさの選別作業などの後、20個ずつ箱詰めされた。府漁協は「今年は大型で甘みがあっておいしい。6月まで販売できると思う」としている。